那須塩原支部・大田原支部 http://nasuradi.blogspot.jp/ ツイッター @nasu_savechild

2011/10/26

”講演会のお知らせ”いま、原点に還って考える、放射能汚染問題、原発問題

宇都宮・放射能から子どもを守る会さんが主催で開催されます。

~いま、原点に還って考える、放射能汚染問題、原発問題~
日時: 11月5日(土) 18:30開場 18:45開演 20:45終了
場所: 宇都宮市文化会館 小ホール 
http://www.bunkakaikan.com/
定員:500名
講演者: 山本太郎さん 
NPO法人セイピースプロジェト講師
参加費: 1000円 当日販売のみ 中学生以下無料

~いま、原点に還って考える、放射能汚染問題、原発問題~
鋭い危機意識とパワフルな行動力で同問題に取り組んでおられる俳優の山本太郎
さんをお迎えします!
原発事故以降の7ヶ月を振返って、私たち一人一人が今の生活を改めて見つめ直
してみる、、
今まで意識を向ける事のなかった問題について、少し立ち止まって考えてみる、、
そんなきっかけになれば嬉しいです。
「何事もなくてよかったね」って笑って数年・数十年後を迎える為に、今できる
最善を尽くす義務を私たち大人全員が負っているのではないでしょうか?

☆講演者山本太郎さんの紹介
高校在学中に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』出場がきっかけとなりTV界入り。
俳優として、NHKの『ふたりっ子』、映画『バトル・ロワイアル』など、広く活躍。
NHK教育のトーク番組『トップランナー』では2005年から2008年まで司会を務めた。
今年4月9日、自身のTwitter上にて「黙ってテロ国家日本の片棒担げぬ」と発言し、翌4月10日には福一原発事故に関連した原子力撤廃デモへ参加。
5月27日、所属事務所のシス・カンパニーを退社。
「将来の日本の、そして子どもたちのために、僕が動くことでリスクを訴え続けていかなければならないんです」と力強くコメントする。
フリーになってからツイッターのフォロワーが11万人を超過。

主催団体の、講演会実施にあたって寄せる思い
原発事故よって空気・水・土が放射能によって汚染されました。
未曾有の事態に国の対応も混乱を極め、国民に対する情報隠蔽など、国民の安全確保を必ずしも最優先に考えていない様子もわかってきました。
そんな中、自発的な危機意識に駆られて、今まで意識を向けることのなかった「原発」、「放射能」について、にわかに勉強を始めた大人たちはたくさんいます。
私たち「宇都宮・放射能から子どもを守る会」のメンバーも、そんな大人たちが自発的に集まって出来上がったにわか集団です。
専門家が集まってもコンセンサスに至らない安全基準について、素人がにわか勉強を積んでもなかなか実態は掴めません。
一方で、国は「風評被害」という言葉を錦の御旗に見立てて「安心」を押し売り、本気の「安全」保証にはなかなか至らない様子です。
不安な気持ちを抱えながら日々過ごす親たち、
「だからといって自分一人で何ができるのだろうか?」 自己の無力を感じて、ただ行政施策に期待を寄せる親たち、
目に見えない恐怖に対して、現実を直視することを回避して日々過ごす親たち、
人の対応は様々ですが、それぞれ置かれた環境も異なり、どの選択も恐らく妥当なのだと思います。
しかし、広島原爆168個分(セシウム137放出量換算)にも及ぶ放射能汚染が現実に起こり、
私たちが大切にするここ栃木の空気・土・水が汚され、子どもの健康が放射能影響に少なからず晒されている現状を
無視する訳にはいかないと思います。
何事もなかったかの様にやり過ごすことができないであろうことは、チェルノブイリ事故の歴史が教えてくれているのではないでしょうか?
逆に、「何事もなくてよかったね」って笑って数年・数十年後を迎える為に、今できる最善を尽くす義務を私たち大人全員が負っているのではないでしょうか?
現状に対する見方を変えると、市民の無関心が行政の無対応を許してしまっているのかもしれません。
そんな思いから、 「私たち一人一人が、今の生活を改めて見つめ直すきっかけにしたい」 と思って今回の講演会を企画しました。
この度講演に来て下さることになった山本太郎さんは「筋金入り」のにわかです。 
いや、今や到底「にわか」と呼ぶこともできないレベルに近づいてられるのかもしれません。
是非、意識ある大人が集い、子どもたちの未来を考える、有意義な講演会にしたいと思います。

お問い合わせは、
主催の宇都宮・放射能から子どもを守る会
Utsunomiya-Save-Children-owner@yahoogroups.jp