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2011/09/22

議会が陳情採択、白石講演会開催

こんにちは。

昨日午後行われた議会で、当会が提出した陳情が採択されました!
重ねて皆様のご協力ありがとうございました。
署名に協力いただいた、9千人の方の気持ちが届いた結果です!

同じ日に那須塩原市は、校庭の表土除去を0.3μSv/hの独自基準で行うという発表もしています。
行政も議会も市民も危機感を共有して、一丸となってこの問題に取り組む土壌ができつつあると感じています。これからも応援、よろしくお願いします。

毎日新聞  2011/9/22
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行政ファイル:校庭・園庭の表土除去陳情採択 /栃木
那須塩原市議会は21日、「那須塩原 放射能から子どもを守る会」(手塚真子代表)が提出した「市内全小中学校、幼稚園、保育園の校庭・園庭の表土除去を求める陳情」を採択。採択では市議会放射線対策特別委員会が「線量の高い施設は室内環境も意識した除染に取り組むこと」など3項目の意見を付けた。
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下野新聞 2011/9/22
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16議案を原案通り可決 放射能汚染対策陳情も採択
  【那須塩原】定例市議会は最終日の21日、本年度一般会計補正予算のほか追加議案2件を含む16議案を原案通り可決。2010年度一般会計歳入歳出決算など12件を認定。また市内の那須塩原放射能から子どもを守る会から出されていた「放射能汚染から子どもたちを守る施策を緊急に実施することを求める陳情」など2件を採択し、閉会した。
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くしくも同日黒磯文化会館大ホールで行われました、当会有志を中心とした実行委員会が主催した白石久二雄氏講演会、「内部被ばくを防ぐための調理法と栄養学」が開催されました。台風が迫る中、市内の学校は途中で授業を打ち切り下校したりと、子を持つお母さんの参加に逆風が吹いてしまうのでは、と危ぶまれましたが、なんと750人もの方が参加してくださったとのこと、この問題への関心の高さが伺えます。


下野新聞 2011/9/22
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除染の実践法紹介 内部被ばく防げ 那須塩原市
【那須塩原】放射能汚染について考える講演会「内部被ばくを防ぐための調理法と栄養学」が21日、黒磯文化会館で行われた。県内外から約750人が参加した。

講演は、市民団体「放射能から子どもを守る会」の有志10人で組織する実行委員会が主催。講師は長年食品からの内部被ばく線量研究を行ってきた放射線医学総合研究所内部被ばく評価元室長の白石久仁雄さん(61)。

 白石さんは、野菜や肉など食材の除染法として「食塩水や酢に浸ける」「小さく切る」などと説明。「低線量被ばくの影響は詳細が不明なところがまだまだある」としながらも「家庭で除染を心掛けて気持ちを強く持つことも大切」と呼び掛けた。

会場には母親だけでなく男性や高齢者もおり、熱心にメモを取る姿が目立った。「母乳はあげても大丈夫か」「きのこはいつごろから食べて安心か」など質問が相次ぎ、講演後も白石さんを囲み、放射能への疑問を訴えた。

小さい子どもを持つ母親らは「子どもがいる以上、できる限りの除染をしたい。実践的な話が聞けてよかった」と話す一方、食材への不安も口にしていた。
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