那須塩原支部・大田原支部 http://nasuradi.blogspot.jp/ ツイッター @nasu_savechild

2011/10/26

24日座談会の報告

24日月曜日座談会を行いました。
今回は健康調査と福島の今の現状を会のほうからお知らせしました。
そのあとはフリートーク。

  1. 各幼稚園、学校での対応
  2. 放射線量の低減と除染
  3. 給食
  4. 自家栽培の野菜、食品全般について
などについて話しあいがなされました。保護者としては色々と幼稚園・学校などの配慮に不安を抱きながらも自分だけが心配しすぎというレッテルをはられたりするのが困る。また、放射線についての提言をしただけで、子供へ先生方の対応がかわってくるのではという不安の声をききました。

会のほうではなるべく市民と市、保護者と学校、幼稚園へのパイプ役になれるようにと考えています。これからも行われる座談会、勉強会などに気軽に参加していただき、不安なことを聞かせていただけたらと思っています。

会では会の運営に携わってくださる方、勉強会、座談会で一緒に学んで行きたいかたを常に募集しています。
詳しくは下記 事務局までメールまた電話でお問い合わせください
メール kodomowomamorukai2011@gmail.com
電話 080-3206-9178 

”講演会のお知らせ”いま、原点に還って考える、放射能汚染問題、原発問題

宇都宮・放射能から子どもを守る会さんが主催で開催されます。

~いま、原点に還って考える、放射能汚染問題、原発問題~
日時: 11月5日(土) 18:30開場 18:45開演 20:45終了
場所: 宇都宮市文化会館 小ホール 
http://www.bunkakaikan.com/
定員:500名
講演者: 山本太郎さん 
NPO法人セイピースプロジェト講師
参加費: 1000円 当日販売のみ 中学生以下無料

~いま、原点に還って考える、放射能汚染問題、原発問題~
鋭い危機意識とパワフルな行動力で同問題に取り組んでおられる俳優の山本太郎
さんをお迎えします!
原発事故以降の7ヶ月を振返って、私たち一人一人が今の生活を改めて見つめ直
してみる、、
今まで意識を向ける事のなかった問題について、少し立ち止まって考えてみる、、
そんなきっかけになれば嬉しいです。
「何事もなくてよかったね」って笑って数年・数十年後を迎える為に、今できる
最善を尽くす義務を私たち大人全員が負っているのではないでしょうか?

☆講演者山本太郎さんの紹介
高校在学中に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』出場がきっかけとなりTV界入り。
俳優として、NHKの『ふたりっ子』、映画『バトル・ロワイアル』など、広く活躍。
NHK教育のトーク番組『トップランナー』では2005年から2008年まで司会を務めた。
今年4月9日、自身のTwitter上にて「黙ってテロ国家日本の片棒担げぬ」と発言し、翌4月10日には福一原発事故に関連した原子力撤廃デモへ参加。
5月27日、所属事務所のシス・カンパニーを退社。
「将来の日本の、そして子どもたちのために、僕が動くことでリスクを訴え続けていかなければならないんです」と力強くコメントする。
フリーになってからツイッターのフォロワーが11万人を超過。

主催団体の、講演会実施にあたって寄せる思い
原発事故よって空気・水・土が放射能によって汚染されました。
未曾有の事態に国の対応も混乱を極め、国民に対する情報隠蔽など、国民の安全確保を必ずしも最優先に考えていない様子もわかってきました。
そんな中、自発的な危機意識に駆られて、今まで意識を向けることのなかった「原発」、「放射能」について、にわかに勉強を始めた大人たちはたくさんいます。
私たち「宇都宮・放射能から子どもを守る会」のメンバーも、そんな大人たちが自発的に集まって出来上がったにわか集団です。
専門家が集まってもコンセンサスに至らない安全基準について、素人がにわか勉強を積んでもなかなか実態は掴めません。
一方で、国は「風評被害」という言葉を錦の御旗に見立てて「安心」を押し売り、本気の「安全」保証にはなかなか至らない様子です。
不安な気持ちを抱えながら日々過ごす親たち、
「だからといって自分一人で何ができるのだろうか?」 自己の無力を感じて、ただ行政施策に期待を寄せる親たち、
目に見えない恐怖に対して、現実を直視することを回避して日々過ごす親たち、
人の対応は様々ですが、それぞれ置かれた環境も異なり、どの選択も恐らく妥当なのだと思います。
しかし、広島原爆168個分(セシウム137放出量換算)にも及ぶ放射能汚染が現実に起こり、
私たちが大切にするここ栃木の空気・土・水が汚され、子どもの健康が放射能影響に少なからず晒されている現状を
無視する訳にはいかないと思います。
何事もなかったかの様にやり過ごすことができないであろうことは、チェルノブイリ事故の歴史が教えてくれているのではないでしょうか?
逆に、「何事もなくてよかったね」って笑って数年・数十年後を迎える為に、今できる最善を尽くす義務を私たち大人全員が負っているのではないでしょうか?
現状に対する見方を変えると、市民の無関心が行政の無対応を許してしまっているのかもしれません。
そんな思いから、 「私たち一人一人が、今の生活を改めて見つめ直すきっかけにしたい」 と思って今回の講演会を企画しました。
この度講演に来て下さることになった山本太郎さんは「筋金入り」のにわかです。 
いや、今や到底「にわか」と呼ぶこともできないレベルに近づいてられるのかもしれません。
是非、意識ある大人が集い、子どもたちの未来を考える、有意義な講演会にしたいと思います。

お問い合わせは、
主催の宇都宮・放射能から子どもを守る会
Utsunomiya-Save-Children-owner@yahoogroups.jp

2011/10/21

24日月曜日 座談会を開きます

24日 月曜日 厚崎公民館和室 1Fにおいて
10時~12時
座談会を開催します。


10月の座談会を開きます。
福島原発事故を受けて国や県、市の対応変化する中、どのように暮らしていますか?
近所の人とまだ放射線や放射能について話すことができないで不安に過ごしている方。
学校から線量マップをもらいどうしていいのかわからずにいる方。
市役所の広報と一緒にきた市の線量マップをみて考えている方。

日々のいろんな不安を座談会ではなしてみませんか?
会はお子さんをもっている方だけの集まりではありません。
保護者以外のかたでもどんどん参加してほしいとおもっています。
原発の事故をうけて不安に思っている人が参加し
“子ども”を守るためにはどうすればいいのか活動している会です。

どんな小さなことでもいいです。
放射能について不安におもっている人同士ではなすだけでも
気持ちが安らぐかなと私は思っています。

毎回二時間程度なので
大まかなレジュメはあります。

今回、会から少し皆さんに話させていただく内容としては、
*健康調査
*福島県の様子
があります。

それ以外はフリートーク。
和室で広々とした部屋なので小さなお子様づれでも遊ばせておくことができますよ。
ぜひ気軽に参加してください。

2011/10/16

放射能から子供達を守る特別講演会のお知らせ



三島地区コミュニティ運営委員会主催で「放射能から子供達を守る特別講演会」が開かれます。


福島第一原子力発電所事故に起因する放射能汚染に対し、正しい知識を得てどのように対処したら良いのか「これからの未来を担う子供達を守るために」お父さん・お母さんたちへの講演会を開催します。


以上のような趣旨の講演会なのでこちらで紹介させていただきました。


日時は 10月21日(金) 

      開場 午後6:00 

      講演 午後6:30~午後8:30

開場は 三島ホール

講師は 藤村靖之先生 です。

参加費は無料です。


子どもを守るために参考になるお話が伺えると思いますので、参加してみてはいかがでしょうか。




2011/10/02

那須塩原市放射線量マップ

那須塩原市放射線量マップが掲載されました。
詳しくは那須塩原市のHPをみてください。


その他
県内・那須塩原近郊の動き

放射能対策で庭木焼却停止へ 那須地区広域行政事務組合

那須町、通学路も除染 来月中旬から「子どもの健康最優先」

小水力発電で特区申請 那須塩原など3市町対象 県、野村、同友会参画し新会社

座談会の報告

先月30日に行われた座談会へ参加された皆様 ありがとうございました。

今回は、先日黒磯文化会館で行われた白石先生の講演会を機に
当会を知られた方がおおくいらっしゃいました。

多くの方が個人で活動に限界を感じ、また放射能について周囲との温度差を感じ合っていたので話しあう場がほしかった方など様々でした。

会の座談会の目的のひとつである、放射能について周囲と話す機会がなく、孤立感を味わっている、不安におもっている人とつながりたい。不安を解消しあいたいというのがあります。
今後もこのような集まりは定期的にやっていこうとおもっています。


座談会によせられた声の多くは、

*学校などに3月の原発事故以来、配慮して欲しいと要望をだしても神経質扱いされた。

*市などの行政機関に問い合わせても何も明確な回答を得られない。

*食品のベクレル開示

*暫定基準の見直し要望

*健康調査
*夏休み以降、学校や幼稚園などで放射線に対して配慮が伺えるようになったので今後も要望や問題提起をし続けていかないといけないと思う。

等々です。

事実、声を上げ続けたことで線量の高い地域への遠足場所から低い場所へと配慮がなされた幼稚園等もあるようです。


本当に座談会では多くの声をききました。
食品会社には社会的責任があると思います。安全な食品を提供してくれる会社を消費者はやはり探してしまいます。口にするものですから皆さん真剣です。少しでも安全な食べ物を思うのです。

その他本当に沢山のいろんな要望、不安な声があがりました。

地域でできる取り組みはなにか。
市とどのように協力して子どもの健康と未来を守れるか。
会ではもっと考え一緒に行動していきたいとおもいます。


これからもよろしくお願いします。